開示請求はまだ間に合うか
「3か月以内の投稿なので開示請求できますよね」と聞かれることがあります。
結論としては、投稿から1か月程度がリミットと考えています。
「ネットでは3か月と書いてあった」「ChatGPTは2か月だった」「他の弁護士が3か月以内と言っていた」と言われることもあります。この分野を取り扱っていないと、弁護士でも「3か月」と思ってしまうほど、3か月リミット説は有名ですが、実際は1か月程度です。
SNSやウェブサイトによっては、リミットがさらに短く、1〜2週間のところもあります(回線の種類によっては4〜6か月になることもありますが、その回線が不明である以上、短めの期間をお伝えすることになります)。
「開示請求の手続きは法律改正でスピーディーになったのではないですか」と聞かれることもありますが、それも正しくありません。確かに提供命令は早くなりましたが、提供命令に従わないSNSやウェブサイトもあります。驚かれる方が多いのですが、提供命令に従わなくても罰則はないため、従わない事業者も存在します。その場合は別の方法で請求する必要があります。
また、裁判所の提供命令が出ても、「いつまでに情報を提供すべき」という期限はないため、相当待たされることもあります。結局、提供された情報を基にログを保存できるまでに2か月程度かかるため、やはりリミットは投稿から1か月ということになります。















